この記事では、ミラブルのストレートとミストの違いを、メーカーの記載にもとづいて、5つのポイントで解説します。
ストレートは、水量が多く、体を流しながら温めるのに使う水流です。
ミストは、水量が少なく、顔など気になる部位にスポットで当てる水流で、体感温度は低くなります。
モデルによって水流の名前が違うため、ミラブルプラスとミラブルzeroの違いも整理します。
使い分けを知りたい人はこの記事を、ミラブルzeroの価格や保証を確認したい人は以下の正規販売店ページをご確認ください。
ミラブルのストレートとミストの違いを5つのポイントで比較
先に、モデルごとの水流の名前を整理します。
| モデル | 水流の種類 | 切り替え方 |
|---|---|---|
| ミラブルプラス | ストレート水流、ミスト水流(両方を同時に使うミックスもできる) | シャワーヘッドの先端部分を回して切り替える。好みの位置で止められる |
| ミラブルzero | リングストレート、スプラッシュストレート、マイクロトルネードミスト | 切替ハンドルで切り替える。中間の位置で使うこともできる |
メーカーの情報では、プラスのストレートと、zeroのリングストレート・スプラッシュストレートが、ストレート系の水流にあたります。
この記事では、ミラブルzeroのマイクロトルネードミストも、ミストとして扱います。
出典は、ミラブルプラスの解説ページ、ミラブルzeroの製品ページ、ミラブルzeroの取扱説明書です。
ほかのモデルの水流は、各モデルの取扱説明書でご確認ください。
次に、ストレートとミストの違いを、表で整理します。
| 比較項目 | ストレート | ミスト |
|---|---|---|
| メーカーの説明 | 水圧が強く、頭・首・肩など全身を流しながら、体を温めるのに使う水流 | 肌を包み込むような肌触りが特徴で、顔や耳裏など気になる部位にスポットで当てる水流 |
| 体感温度 | 温浴効果があり、寒い時期にも使いやすい | 放出後すぐに常温になり、温まり効果は期待できない。体感温度は低くなる |
| 水量・節水率 | 節水率は約25%。ミラブルzeroの流量は、リングストレートが6.0L/分、スプラッシュストレートが8.5L/分 | 節水率は約60%。ミラブルzeroの流量は、4.0L/分 |
| 給湯器 | ミストより水量が多い | 水量が少なく、一部のガス給湯器が着火しないことがある |
| 当て方(当サイトの整理) | 頭皮や体など、広い範囲を流す | 顔まわりなど、狭い部位に近づけて当てる |
※節水率や流量は、水圧や使う環境によって変わります。
ミラブルzeroの流量は、元水圧が0.15〜0.3MPaの場合の数値です。
それでは、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
違い①:水流の強さ
ストレートとミストの最も分かりやすい違いは、水流の強さです。
メーカーの解説ページ(メリット・デメリット)では、ストレートは水圧が強く、頭・首・肩など全身を流しながら、体を温めるのに使う水流とされています。
一方でミストは、肌を包み込むような肌触りが特徴で、顔や耳裏など気になる部位にスポットで当てる使い方が案内されています。
ミラブルzeroでは、ミラブルzeroの取扱説明書に、リングストレートは他の水流より勢いが強いため、使用前に流量などを確認するよう書かれています。
※水流の感じ方には個人差があります。
水圧によっても変わるため、実際に試しながら、好みの強さを見つけてみてください。
違い②:汚れが気になる部位への当て方
ストレートとミストでは、汚れが気になる部位への当て方にも違いがあります。
メーカーの解説ページ(メリット・デメリット)には、ストレート水流もマイクロバブルを多く含むため、洗浄効果は十分と説明されています。
ヘッドスパや頭皮のクレンジングにも使えるとされています。
ミストは、顔や耳裏など、特に汚れが気になる部位に、スポットで当てる使い方が推奨されています。
ここからは当サイトの整理ですが、頭皮や体など広い範囲は水量の多いストレートで流し、顔まわりなど狭い部位はミストを近づけて当てる、と考えると使い分けやすくなります。
※洗い上がりの感じ方には個人差があります。
違い③:肌当たりと、敏感な部位への使い方
肌当たりにも違いがあります。
メーカーは、ミストを、肌を包み込むような肌触りの水流として紹介しています。
ストレートより、やわらかく感じる人もいるでしょう。
ただし、ミストなら刺激が少ない、と保証するメーカーの記載は確認できません。
メーカーのサポートページには、顔など敏感な部分に使うとき、水圧が強いと刺激を感じることがあるため、カラン側で水量を調整して「痛みを感じない程度」で使うよう案内されています。
また、取扱説明書には、傷・湿疹・はれもののある部位は、使用を控えるよう記載されています。
肌の状態が気になるときは、皮膚科に相談してください。
敏感な肌での使い方は、敏感な肌での使い方をまとめた記事でも解説しています。
違い④:温度の感じ方
同じ設定温度のお湯でも、ストレートとミストでは、体感温度が変わります。
メーカーの解説ページ(ミストが冷たい理由と対処法)には、ミストは粒状で放出されるため、空気に触れる面積が大きく、急に冷やされやすいと書かれています。
シャワーフックにかけて離れて使うほど、冷たく感じるともされています。
ミラブルzeroでは、ミラブルzeroの取扱説明書にも、マイクロトルネードミストは、他の吐水に比べて体感温度が低くなると記載されています。
メーカーの解説ページでは、ミストが冷たいときの対処法として、次の方法が案内されています。
| 対処法 | メーカーの案内 |
|---|---|
| 手に持って近づける | シャワーフックにかけず、手に持って体に近づけて使う |
| ストレートで温度を安定させる | ストレートに切り替え、温度が安定してからミストに戻す |
| 設定温度を2〜3℃上げる | ミストを使うときだけ上げる。ストレートに戻すときは元に戻す。上げたままだと熱くなりすぎる |
温度を調整するときは、やけどに注意してください。
ミラブルzeroの取扱説明書には、熱湯(60℃以上)は通さないこと、安全のため45℃以下での使用が推奨されていることが書かれています。
ハンドル式やシングルレバー式の混合栓と使う場合は、給湯器の給湯温度を42℃より高くしないよう案内されています。
また、吐水の状態を切り替えると、吐水温度が変わることがあります。
切り替えたときは、必ず手で温度を確かめてください。
冷たく感じる原因は、給湯器や水圧によっても変わります。
詳しくは、ミストが冷たく感じる原因と対策をまとめた記事で解説しています。
違い⑤:水量と給湯器への影響
最後に、水量の違いと、給湯器への影響を解説します。
メーカーの解説ページ(メリット・デメリット)には、ストレートの節水率は約25%、ミストの節水率は約60%と書かれています。
ただし、水圧によって変わるとされています。
ミラブルzeroの流量は、ミラブルzeroの製品ページのよくある質問によると、ミストが4.0L/分、リングストレートが6.0L/分、スプラッシュストレートが8.5L/分です。
一般的なシャワーの約10L/分と比べて、ミストなら最大60%の節水ができるとされています。
水量が少ない分、給湯器には注意が必要です。
ミラブルzeroの取扱説明書には、送水量が不足すると、一部のガス給湯器が着火しないことがあると書かれています。
その場合は、切替ハンドルを徐々にミスト側へ回して、総水量を増やすよう案内されています。
なお、バランス釜タイプの給湯器には対応していません。
ミラブルのストレートとミストそれぞれの特徴とメリットを解説
ここからは、ストレートとミストそれぞれの特徴と、メリットを整理します。
ストレート水流の特徴とメリット
ストレートは、水圧が強く、体を流しながら温めるのに使う水流です。
メーカーの解説ページ(メリット・デメリット)には、温浴効果があるため、寒い冬場でも使いやすいと書かれています。
ストレートでも、マイクロバブルを多く含むと説明されており、頭皮のクレンジングなどにも使えるとされています。
一方で、ミストよりも水量は多くなります。
節水を重視する人は、ミストと使い分けるのがおすすめです。
※効果の感じ方には個人差があります。
ミスト水流の特徴とメリット
ミストは、肌を包み込むような肌触りが特徴の水流です。
節水率は約60%で、ミラブルzeroの流量は4.0L/分です。
顔や耳裏など、気になる部位にスポットで当てる使い方が案内されています。
一方で、放出後すぐに常温になるため、温まり効果は期待できないとされています。
体感温度が低くなるため、手に持って近づけて使うのがおすすめです。
ストレートとミストを組み合わせて使う方法
ストレートとミストは、組み合わせて使うこともできます。
メーカーの解説ページでは、ストレートで全身を流しながら体を温め、顔など気になる部位にミストを当てる使い方が提案されています。
ミラブルプラスは、先端部分を回して、ストレートとミストの間の好みの位置で止められます。
この状態を、ミックスと呼びます。
ミラブルzeroは、切替ハンドルで、中間の位置にも合わせられます。
ミラブルzeroの取扱説明書には、ミストで冷たく感じるときは、マイクロトルネードミストとスプラッシュストレートの中間に合わせる使い方が案内されています。
ミラブルzeroの価格や保証、最新の仕様を確認したい人は、以下の正規販売店ページをご確認ください。
ミラブルのストレートとミストの5つの使い分け方をシーン別に紹介
ここからは、ストレートとミストの使い分け方を、シーン別に紹介します。
メーカーの記載にもとづく使い方と、当サイトの提案を分けて書いています。
顔まわりなど気になる部位は、ミストを近づけて当てる
メーカーの解説ページでは、ミストは、顔や耳裏など、気になる部位にスポットで当てる使い方が推奨されています。
ミストは冷たく感じやすいため、手に持って、体に近づけて使いましょう。
顔に使うときは、水量を調整し、痛みを感じない程度にしてください。
体を流して温めたいときは、ストレートを使う
ストレートは、頭・首・肩など全身を流しながら、体を温めるのに使う水流とされています。
寒い時期や、体を温めたいときは、ストレートを使うのがおすすめです。
シャンプーの泡流しなど、広い範囲はストレートで流す
ここからは、当サイトの提案です。
ミストは水量が少ないため、シャンプーの泡やボディソープの泡など、広い範囲を流す場面では、水量の多いストレートのほうが、流しやすいと考えられます。
ミラブルzeroでは、スプラッシュストレートが8.5L/分、リングストレートが6.0L/分で、ミストの4.0L/分より水量が多くなります。
ミストが冷たいときは、ストレートやミックスに切り替える
ミストで冷たく感じたときは、ストレートに切り替えて、温度が安定してからミストに戻す方法が案内されています。
ミラブルプラスは、ミックスの位置に合わせる方法もあります。
ミラブルzeroは、マイクロトルネードミストとスプラッシュストレートの中間に合わせる使い方が、取扱説明書に書かれています。
設定温度を上げる場合は、ミストを使うときだけ2〜3℃上げ、ストレートに戻すときは元に戻しましょう。
節水したいときは、ミストを中心にして、給湯器の様子を見る
節水率は、ミストが約60%、ストレートが約25%です。
節水を重視するなら、ミストを中心に使うと、水量を抑えられます。
ただし、水量が少ないと、一部のガス給湯器が着火しないことがあります。
お湯が水になる、温度が安定しないといったときは、ミスト側へ徐々に回して、総水量を増やしてください。
ミラブルのストレートとミストはどっちがおすすめ?タイプ別に解説
ここからは、メーカーの記載にもとづいて、当サイトが整理したタイプ別のおすすめを紹介します。
体を温めたい人は、ストレートがおすすめ
メーカーの解説ページでは、ストレートは、体を流しながら温めるのに使う水流で、温浴効果もあるとされています。
寒い時期や、お湯の温かさをしっかり感じたい人は、ストレートを中心に使うのがおすすめです。
顔まわりなど、部位ごとに使い分けたい人は、ミストがおすすめ
顔や耳裏など、気になる部位にスポットで当てたい人は、ミストを取り入れてみてください。
体全体はストレートで流し、気になる部位だけミストに切り替える使い方が、メーカーの解説ページで提案されています。
節水を重視する人は、ミストを中心にするのがおすすめ
節水率は、ミストが約60%、ストレートが約25%です。
水道代を抑えたい人は、ミストを中心にするのがおすすめです。
ただし、節水率は水圧によって変わります。
給湯器によっては、水量が少ないと着火しないことがあるため、使いながら様子を確認しましょう。
初めて使う人は、ストレートで温度を確認してからミストを試す
ここからは、当サイトの提案です。
初めて使う人は、まずストレートでお湯の温度を確認し、温度が安定してからミストに切り替えると、冷たさや給湯器の反応に戸惑いにくくなります。
メーカーの解説ページでも、ミストが冷たいときの対処法として、ストレートで温度を安定させてからミストに戻す方法が案内されています。
基本的な使い方やお手入れは、ミラブルzeroの使い方とお手入れのコツをまとめた記事でまとめています。
肌が敏感で心配な人は、水量を弱めて、少しずつ試す
顔など敏感な部位では、水量を調整し、痛みを感じない程度で使うよう、メーカーのサポートページで案内されています。
肌の状態が気になる人や、傷・湿疹がある人は、使用を控えて、皮膚科に相談してください。
ミラブルのストレートとミストについての5つのQ&A
ミラブルのストレートとミストについて、よくある疑問に答えます。
- ミストだけで、髪や体を洗えますか?
-
ミストだけで洗えるかどうかは、メーカーの記載では確認できませんでした。
メーカーの解説ページでは、ストレートで全身を流しながら体を温め、顔など気になる部位にミストを当てる使い方が提案されています。
ミストは水量が少なく、放出後すぐに常温になるため、体を温めたいときは、ストレートを組み合わせるのがおすすめです。
- ストレートを顔に使っても、問題ありませんか?
-
メーカーのサポートページには、顔など敏感な部分に使うとき、カラン側で水量を調整して、痛みを感じない程度で使うよう案内されています。
ミラブルzeroのリングストレートは、他の水流より勢いが強いため、取扱説明書で、使用前に流量などを確認するよう書かれています。
顔に使うときは、水量を弱めてから始めましょう。
- ミストが冷たく感じるのは、なぜですか?
-
メーカーの解説ページには、ミストは粒状で放出されるため、空気に触れる面積が大きく、急に冷やされやすいと書かれています。
対処法は、手に持って体に近づける、ストレートで温度を安定させてからミストに戻す、ミストのときだけ設定温度を2〜3℃上げる、の3つが案内されています。
設定温度を上げたまま、ストレートに戻すと熱くなりすぎるため、注意してください。
温度は、必ず手で確かめましょう。
- 毎日使うなら、ストレートとミストはどう使い分ければいいですか?
-
メーカーの解説ページでは、ストレートで全身を流しながら体を温め、顔など気になる部位にミストを当てる使い方が提案されています。
毎回切り替える必要があるかは、メーカーの記載では確認できません。
当サイトとしては、温まりたいときはストレート中心、節水したいときはミスト中心のように、目的に合わせて比率を変えるだけで十分と考えています。
- ストレートとミストは、どうやって切り替えますか?
-
ミラブルプラスは、シャワーヘッドの先端部分を回して切り替えます。
ミラブルzeroは、切替ハンドルで切り替えます。
どちらも、好みに応じて、中間の位置で使うこともできます。
切り替えると、吐水温度が変わることがあるため、必ず手で温度を確かめてください。
ミラブルのストレートとミストの違いについてまとめ
今回は、ミラブルのストレートとミストの違いを、メーカーの記載にもとづいて解説しました。
ストレートは、水量が多く、体を流しながら温めるのに使う水流です。
ミストは、水量が少なく、顔など気になる部位にスポットで当てる水流で、体感温度は低くなります。
節水率は、ストレートが約25%、ミストが約60%です。
ミストが冷たいときは、手に持って近づける、ストレートで温度を安定させる、ミストのときだけ設定温度を2〜3℃上げる、といった方法があります。
給湯器が着火しにくいときは、ミスト側へ徐々に回して、総水量を増やしてください。
モデルごとの水流や価格、保証を確認したい人は、以下の正規販売店ページをご確認ください。
ミラブルプラスとミラブルzeroでは、水流の種類も違います。
どちらが合うか迷う人は、7つの視点で比較した記事もあわせて参考にしてみてください。
