ミラブルExの使い方は、シャワーホースに取り付けて、切替ハンドルで3つのモードを選び、使い終わったら水栓側のハンドルを閉める流れです。
取扱説明書では、接続ネジがG1/2であることや、止水ボタンが一時的に水を止める機能であることが案内されています。
肌つやモードは体感温度が下がりやすく、歯間モードは勢いが強いなど、モードごとに確認したい点もあります。
ミラブルExの使い方を詳しく知りたい人はこの記事を、メーカー保証1年つきのミラブルExを販売ページで確認したい人は以下の正規販売店ページをご確認ください。
ミラブルExの使い方の流れ
この記事では、ミラブルExの取扱説明書の記載をもとに、使い方を4つの手順に分けて紹介します。
- 取り付ける前に、接続ネジのサイズ(G1/2)を確認する
- 切替ハンドルで、肌つやモード・頭皮モード・歯間モードを選ぶ
- 止水ボタンと水量を調整して使う
- 使い終わったら、水栓側のハンドルを閉めて止水する
それぞれの手順で確認しておきたい点は、次の章から順番に説明します。購入先ごとの価格や保証の条件は、ミラブルExの販売店を量販店8社とモールで比べた記事にまとめています。
ミラブルExの取り付け方法
ミラブルExの取り付けは、接続ネジのサイズを確認してから、手作業で回して付ける流れです。ここでは、取扱説明書をもとに、水道メーカーごとのアダプターの使い分けと、水漏れが出たときの対処法を説明します。
接続ネジのサイズを確認する
取扱説明書では、ミラブルExと付属のトルネードスティックは、どちらも接続ネジがG1/2と案内されています。
タカギ・TOTO・SAN-EI・KAKUDAIのシャワーホースは、そのまま取り付けられます。
KVK・MYM・LIXIL(INAX)のシャワーホースには、付属のアダプターを使います。
| 水道メーカー | 取り付け方 |
|---|---|
| タカギ・TOTO・SAN-EI・KAKUDAI | そのまま取り付けられる |
| KVK | 付属アダプター「K」(M22×2)を使う |
| MYM | 付属アダプター「M」(W23山14)を使う |
| LIXIL(INAX) | 付属アダプター「L」(G1/2)を使う |
付属のアダプターを使っても合わないときは、ホームセンターなどで合うものを買い求めます。
TOTOの一体型シャワーに付くかを確かめたい人は、ミラブルがTOTOに付くかを解説した記事もあわせてご覧ください。
LIXILのシャワーについては、ミラブルがLIXILのシャワーに付くかを解説した記事で確認できます。
取り付けるときの注意点
接続は手作業でできます。工具を使うと機器の破損につながるおそれがあるため、使用は避けます。
ネジの幅が合っていても、ななめに付けるとネジが壊れる原因になります。
シャワーホースに対して真っすぐ構えて、押し込む力をかけずに、ゆっくり回します。
また、本体とトルネードスティックの接続部には、付属のストレーナーを挟んで使うことが推奨されています。
水道水に含まれる細かな不純物によるシャワーヘッドの目詰まりを減らす効果が期待できます。
接続部から水が漏れるとき
ネジサイズが合っていても、接続部から水が漏れる場合があります。
このときは、付属アダプターのうち「L」と刻印されたものを使います。
Oリングが正しい位置にあるかも確認します。強く締めすぎると、Oリングがはみ出したり、カバーに隙間ができたりして、水漏れの原因になります。
Oリングが切れてしまった場合は、付属のOリングに交換します。
それでも直らない場合は、上から「ミラブルEx本体(Oリング付き)」「ストレーナー」「付属のシャワーパッキン」「トルネードスティック」の順番で重ねて取り付けます(トルネードスティックの下側がシャワーホースにつながります)。
シャワーホースとの接続部から漏れるときは、シャワーホース側にもともと付いているパッキンを、付属のシャワーパッキンに付け替えることで改善する可能性があります。
ミラブルExの3つのモードの切り替え方
取扱説明書では、ミラブルExは切替ハンドルを回すことで、歯間モード・頭皮モード・肌つやモードの3つに切り替わると説明されています。
販売ページでは、それぞれのモードについて次のように説明されています。
- 歯間モード:ストロー状にまっすぐ伸びる3本の水流で、歯間など隙間の洗浄に向いている
- 頭皮モード:2本の水流をぶつけてねじれ流をつくり、髪をかき分けて頭皮まで届く
- 肌つやモード:1つの吐水口から高速のうず流をつくり、外気を取り込みながらミスト状に吐水するトルネードミスト
お好みでモードの間の中間位置でも使えます。
吐水量が強すぎるときは、水栓(カラン)側で調整します。
モードを変えると、お湯の温度が変わることがあるため、必ず手で温度を確かめます。
Exとzeroのモードの違いを比べたい人は、ミラブルExとzeroの違いを比較した記事をご覧ください。
肌つやモードの注意点
肌つやモードは、ほかの吐水と比べて体感温度が下がります。
送られる水の量が足りず、一部のガス給湯器では着火しないことがあります。
なお、バランス釜タイプの給湯器には対応していません。
歯間モードの注意点
歯間モードは、ほかの水流より勢いが強いモードです。
使い始める前に、流量などを確かめてから使います。
切替ハンドルが回らないとき
散水板を下に向けたまま吐水を切り替えると、切替ハンドルが回らない場合があります。
その場合は、シャワー本体を立てた状態で、もう一度切り替えます。
zeroのモードの切り替え方や使い分けは、ミラブルzeroの3つの水流の使い分けを解説した記事で確認できます。
ミラブルExの止水ボタンと水量の調整方法
止水ボタンは一時的に水を止めるためのもので、完全には止まりません。
水栓やシャワーホースへの負荷を減らす構造のため、ボタンを押したままでも少量の水が出る仕様です。取扱説明書にも、この点が案内されています。
ボタンの押し込み具合で、水量を調整することもできます。
止水ボタンに触れた口コミは、ミラブルExの口コミを良い点と気になる点に分けた記事で紹介しています。
使い終わったあとの止水
止水ボタンだけで止水した状態で放置するのは避けます。
製品の内部や、水栓、シャワーホースが破損するおそれがあるためです。
使用後は、必ず水栓側のハンドルを閉めて、水を完全に止めます。
シャワーを止めたあと、しばらく水が出続けることがあります。これはヘッド内部に残った水が排出されているためで、故障ではありません。
数分たっても止まらないときは、水栓のハンドルが完全に閉まっているかを確認します。
水の勢いが強すぎるとき
お住まいの給水圧が0.2MPa以上だと、水栓のハンドルを全開にしたとき、水の勢いが強すぎる場合があります。
止水ボタンで調整しても強い場合は、あらかじめ水栓側の止水栓で水勢を調整します。
止水栓を調整できるかどうかや調整方法は、水栓メーカーに確認が必要です。
ミラブルExを使うときの安全上の注意
やけどやけがを防ぐために、取扱説明書に書かれている主な注意を整理しました。
| 確認したい点 | 取扱説明書の記載 |
|---|---|
| お湯の温度 | 60℃以上の熱湯は通さない。安全のため45℃以下での使用を推奨 |
| 混合栓と使うとき | 2ハンドル・シングルレバー混合栓とセットの場合、給湯温度は42℃より高くしない |
| 給水圧が高い地域 | 床に置いたヘッドが暴れたり落ちたりするおそれがあるため、手などで支えて使う |
| 水流で痛みを感じるとき | 水量を落とす。肌に異常を感じたら使用を停止する |
| 使えない部位 | 肌の傷や湿疹・はれものがある部位、眼や耳の穴の中などは、使用を控える |
| 水没 | 水没させての使用はしない |
アレルギー体質の人や、金属アレルギーのある人は、使用しないよう取扱説明書に書かれています。
使用中に、かゆみや湿疹、赤みが出たときは、すぐに使用を中止して、専門の医師に相談する必要があります。
ミラブルExのお手入れと交換のめやす
ミラブルExのお手入れは、中性洗剤で本体を洗い、ストレーナーとトルネードスティックを定期的に確認するのが基本です。ここでは、洗うときの注意点と、トルネードスティックの交換のめやす、凍結が心配なときの処置を説明します。
本体の洗い方
取扱説明書では、本体の洗浄には中性洗剤を使うよう案内されています。
洗ったあとは、よくすすいだうえで、濡れたタオルなどで洗剤を拭き取ります。
本体はメッキ加工されているため、次の点にも注意が必要です。
- 酸性・アルカリ性・塩素系の洗剤、カビ取り剤、研磨剤入りの洗剤は使わない
- ナイロンたわしや金属ブラシで強くこすらない
- つけ置き洗いはしない
- クレンジング剤や整髪料、ヘアカラーが本体に付着したときは、すぐに水で洗い流す
温泉水、井戸水、入浴剤を含む環境では、水質成分の影響で変色や劣化が早まる場合があります。
メッキが剥がれた部分は、触らないようにします。傷や引っかかりを感じたときは、テープを巻くなどの応急処置をして、カスタマーセンターか購入店に補修・交換を相談します。
ストレーナーとトルネードスティックの手入れ
ストレーナーを付けて使うなら、定期的な掃除が必要です。掃除せずに使い続けると詰まり、流量が低下するおそれがあります。
水を流しながら、やわらかいブラシなどで、やさしく汚れを落とします。
トルネードスティックの交換時期は、1〜3か月です。
使う地域の水質や家族の人数で変わるため、水の出が悪いと感じたときも、交換の目安になります。
交換時期を過ぎたものは、必ず交換するか、取り外します。
凍結が心配なとき
凍結が予想される場所で使う場合は、凍結予防が必要です。
周囲の温度が氷点下になるときは、次の順番で処置します。
- ホースの水を抜く
- シャワーヘッドから水が出なくなるまで振る
- 床に置く
凍結で破損した場合は、保証期間内でも有料修理になります。
ミラブルExがうまく使えないときの対処法
取扱説明書のQ&Aから、使い方で困りやすい3つの場面をまとめました。
ミストがすごく冷たいとき
ミストは、お湯で出ていても、粒状で放出されます。
一粒一粒が空気にふれる面積が大きく、急激に冷やされるため、冷たく感じることがあります。
ミラブルExを手で持って、10〜15cmほど体に近づけると、吐水後に湯温が下がる前に使えます。
お湯にならない・給湯器が反応しないとき
取扱説明書では、肌つやモード時に約50%の節水になるとされています。
水の流れるスピードがゆるやかになり、給湯器の着火流量に届かないと、給湯器の反応が悪くなるケースがあります。
このときの対処法は、次の2つです。
- 給湯温度の設定を高めにする(やけどに十分注意する)
- サーモスタット(手元の温度調整ダイヤル)で、好みの温度に調整する
夏場など、水温そのものが高いときは、給湯器の火力を絞りきれずに停止することがあります。
そのときは、給湯器の設定温度を下げて使います。
ストレート水流でお湯が出ているかも確認します。ストレートでもお湯が出ないときは、カランの根元のバルブを確認します。
症状については、まず使っている給湯器のメーカーに確認してください。
取り替えたあと、水の勢いが極端に弱くなったとき
シャワーホースの根元に、水の勢いを落とすための減圧弁が取り付けられている可能性があります。
取り外せるかどうかは、水栓メーカーに確認が必要です。
取り外しが可能な場合は、ミラブルに減圧弁は必要ないため、取り外して使います。
減圧弁は、反時計回りに回すと外れます。
ミラブルExの使い方についての3つのQ&A
- ミラブルExの取り付けに工具は必要ですか?
-
取扱説明書では、接続は手作業でできると案内されています。工具を使うと破損につながるおそれがあるため、使用は避けます。
ネジサイズが合わないときは、付属のアダプターを使います。
- ミラブルExを湯船に沈めて使えますか?
-
取扱説明書では、ミラブルExを水没させての使用はやめるよう書かれています。
つけ置き洗いも禁止事項とされています。
- ミラブルExのトルネードスティックは、いつ交換しますか?
-
交換時期は、1〜3か月です。地域や水質、家族の人数によって変わります。
水の出が悪くなったと感じたときも交換の目安になり、交換時期を過ぎたものは必ず交換または取り外します。
ミラブルExの使い方についてまとめ
今回は、ミラブルExの使い方を、取扱説明書の記載をもとにお伝えしました。
この記事でわかった大切なポイントは、次のとおりです。
- 接続ネジはG1/2で、メーカーによっては付属のアダプターを使う
- 切替ハンドルで、歯間モード・頭皮モード・肌つやモードを選ぶ
- 止水ボタンは一時止水用で、使い終わったら水栓側のハンドルを閉める
- お手入れは中性洗剤を使い、トルネードスティックは1〜3か月が交換の目安になる
取扱説明書の内容を知っておけば、届いた日から落ち着いて取り付けと切り替えを進められます。
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ミラブルプラスとミラブルzeroで迷う人は、7つの視点で比較した記事もあわせて参考にしてみてください。
