赤ちゃんのお風呂にミラブルプラスを使っていいものか、迷っている方もいるでしょう。
使っているのは水と空気だけで作った微細な泡。洗浄成分は入っていません。ゴシゴシこすらなくても汚れが浮くので、薄い肌にはむしろ都合がいいかもしれません。
とはいえ、温度や水圧を何も考えずに使うと、赤ちゃんが驚いて泣き出すこともあります。そのあたりのコツは、このあと詳しく書いていきます。
赤ちゃんとのお風呂時間を心地よいものにしたい方は、以下の公式サイトをご確認ください。
ミラブルプラスは赤ちゃんに使える?安全性を確認
ミラブルプラスを赤ちゃんに使ってもいいのか。ここは少し迷うところですよね。
大人には問題なくても、赤ちゃんの薄い肌には強すぎることがあります。
では、赤ちゃんに使う場合は何に気をつければいいのでしょうか。
結論:使い方に注意すれば赤ちゃんにも使える
ミラブルプラスは、株式会社サイエンスが作る家庭用のシャワーヘッドです。
医薬品でも医療機器でもなく、ただの「洗う道具」です。
メーカーは赤ちゃんへの使用を禁止していません。ただ、何歳から使っていいという基準を公式に出しているわけでもありません。
全身にいきなり長時間使うのではなく、足先や手先から少しずつ。
赤ちゃんの様子を見ながら試すくらいで、ちょうどいいはずです。
赤ちゃんに使うなら何歳から?月齢に応じた注意点
「新生児から使える」という話を見かけることがありますが、これはメーカーが決めた基準ではなく、実際にそう使っている家庭が多いというだけの話です。
生まれたばかりの赤ちゃんは皮膚が薄く、体温調節もまだ苦手です。
シャワーを直接当てるより、ベビーバスのお湯で優しく洗うほうが安心できます。
首がすわり、お座りができるようになる頃には、シャワーを使う場面も自然に増えていくはずです。
不安なら、かかりつけの小児科医に一言聞いておくと気持ちも軽くなります。
ファインバブルは赤ちゃんの肌に使っても大丈夫?
ミラブルプラスの泡は、水と空気だけで作られています。洗浄成分や化学薬品は入っていません。
赤ちゃんの首やわき、足の付け根。汚れはたまりやすいのに、ゴシゴシ洗うのは避けたい場所です。
ミストなら、シャワーを当てながら手で軽くなでるだけでも汚れが落ちやすくなります。
ちなみに、水道水の塩素を減らしているのはファインバブルではなく、「トルネードスティック」という別のパーツです。
洗浄はファインバブル、塩素対策はトルネードスティック。この2つは仕事が違います。
ミラブルプラスを赤ちゃんに使う5つの注意点
仕組みだけ見れば肌にやさしそうでも、使い方を間違えると赤ちゃんは普通に嫌がります。
実際に手を動かす前に、知っておいたほうがいいことが5つあります。
注意点① お湯の温度は38〜40℃前後に設定する
メーカーは本体について、45℃以下での使用を推奨しています。
ハンドル式やシングルレバー式の混合水栓を使っている場合は、42℃より高い温度は避けたほうがいいとされています。
多くの家庭はこちらの水栓のはずなので、42℃を上限の目安にしておくと安心です。
赤ちゃんに使う場合は、そもそも沐浴の目安と同じく38〜40℃くらいに設定しておいてください。
また、サーモスタット式でない給湯器や水栓では、設定温度より熱いお湯が出てしまうことがあるとメーカーも案内しています。
初めて使うときは、給湯温度を低いところから試して、様子を見ながら上げていくのが安全です。
ミストは温かさを感じにくいので、つい設定温度を上げたくなります。
でもそのままストレート水流に切り替えると、熱いお湯がダイレクトに出て赤ちゃんがびっくりします。
当てる前に、自分の手首の内側で一度確かめる。これだけで防げるヒヤリはけっこうあります。
注意点② ミストは冷たく感じやすいので距離を調整する
ミストは細かい粒になる分、空気に触れて温度が下がりやすくなっています。
「温度は上げたはずなのに寒そう」というときは、たいていシャワーヘッドを離しすぎです。
シャワーヘッドを少し近づけてみてください。
近すぎると今度は水圧が気になるので、赤ちゃんの顔を見ながらちょうどいい距離を探るしかありません。
浴室を先に温めておくのも、地味に効きます。
注意点③ 水圧が強すぎる場合は調整が必要
ミスト自体はやわらかい水流ですが、家庭の給湯設備によっては思ったより強く感じることもあります。
顔をしかめたり体をよじったりしたら、蛇口側で水量を絞ってください。
特に顔は要注意です。
正面からミストを浴びせると、息が苦しくてパニックになる赤ちゃんもいます。
顔や頭は直接シャワーを当てず、手のひらで受けたお湯をそっとかけてあげるくらいがちょうどいいです。
注意点④ トルネードスティックの交換時期を守る
トルネードスティックは、水道水の塩素を減らすためのパーツです。
使うたびに中身は減っていきます。
交換せずに使い続けると、塩素を減らす力はどんどん弱くなります。
メーカーの目安は約1〜3ヶ月ですが、粒の量や色を見て判断したほうが確実です。
古いまま使うと水圧が落ちたように感じることもあります。
赤ちゃんのための機能なので、交換時期はカレンダーにでもメモしておくといいかもしれません。
注意点⑤ 赤ちゃんの様子を見ながら使用することが大切
温度も水圧も調整したうえで、最後にものを言うのは赤ちゃん本人の反応です。
最初は足先や手先から、数秒だけ。嫌がらなければ少しずつ範囲を広げていく。
この順番を守るだけで、だいぶ違います。
ミストそのものを怖がる子もいます。そういうときは無理せず、ベビーバスのお湯を溜める用途に留めて、体は手桶で洗ってあげてください。
その日の機嫌や体調で反応は変わります。昨日は平気だったから今日も平気、とは限りません。
ここまでの注意点を踏まえたうえで、正規品の詳細を確認しておきたい方は以下からどうぞ。
ミラブルプラスを赤ちゃんに使う正しい方法
では、実際のお風呂ではどう使えばいいのでしょうか。
月齢別に見る使い方のポイント
月齢によって気になるポイントは変わっていきます。ざっくりとした目安ですが、参考にしてみてください。
首がすわる前、生後0〜3ヶ月ごろは、ベビーバスのお湯で優しく洗うのが基本です。
シャワーを直接当てるなら、体から少し離して霧を浴びせる程度に留めてください。
離乳食が始まる4〜7ヶ月ごろは、口元や首のシワに食べこぼしが溜まりやすい時期です。
シワの間をなぞるようにシャワーを当てると、汚れが流れやすくなります。
8ヶ月を過ぎてハイハイや伝い歩きが始まると、今度は足の裏やお尻まわりが気になってきます。
もちろん成長のペースは子どもによってバラバラです。月齢はあくまで目安に、そのとき目の前の赤ちゃんに合わせて調整してください。
水流モードの使い分け方
ミラブルプラスにはミストとストレート、2種類の水流があります。
赤ちゃんに使うのは、ほぼミスト一択です。
きめ細かく、肌当たりもやわらかいので、全身を洗うのに向いています。
ストレート水流は赤ちゃんにはほぼ出番がありません。浴室の床や壁を流すときくらいでしょうか。
切り替えを間違えてストレートが赤ちゃんに当たると、それなりに驚かせてしまいます。
レバーの位置は先に確認しておいたほうが無難です。
お風呂上がりの保湿ケアも忘れずに
どれだけ丁寧に洗っても、お風呂上がりの肌はやっぱり乾燥します。これはミラブルプラスに限った話ではなく、シャワーヘッド全般に言えることです。
体を拭いたら、できれば5分以内にベビーローションかワセリンで保湿してあげてください。時間が経つほど水分は逃げていきます。
お風呂から出たら、保湿までをセットにしておくと忘れにくいでしょう。
ミラブルプラスを赤ちゃんに使うメリットと気になる点
ここまで読んで、「結局、赤ちゃんに使うメリットはあるの?」と思った方もいるでしょう。
メリット① 肌をこすらず汚れを落とせる
赤ちゃんの首のシワやお尻まわり。ガーゼで拭き取ろうとすると、どうしても摩擦が生まれます。
ミラブルプラスのミストは、微細な泡を含んだ水流で汚れを洗い流します。
力を入れてゴシゴシこする必要がないのが特徴です。
拭き取ろうとして赤ちゃんが泣く。そんな場面が減るだけでも、洗う側はずいぶん楽になります。
メリット② 頭皮や髪の汚れもやさしく洗い流せる
赤ちゃんは意外と皮脂の分泌が多く、頭皮のべたつきやにおいが気になることがあります。
細かい泡は髪の間をすり抜けて頭皮まで届きます。皮脂汚れにも水流が行き渡りやすくなります。
髪の量が少なくて絡まりやすい赤ちゃんでも、泡がクッションになる分、すすぐときの摩擦は抑えられます。
シャンプーの洗い残しも減らしやすくなるはずです。
気になる点① ミストが冷たく感じることがある
注意点でも触れましたが、ミストは空気に触れる面積が広く、体感温度が下がりやすい性質があります。
「思ったより冷たい」と驚く人は多いです。
製品の欠陥ではなく、水を細かくする以上どうしても起きる現象です。
給湯温度を少し高めにして、体との距離を詰める。これだけで、たいてい気にならなくなります。
気になる点② 水圧を弱く感じることがある
節水設計になっているので、力強いシャワーに慣れていると物足りなく感じるかもしれません。
ただ、水圧の強さと洗浄力は別の話です。微細な泡を含んだ水流が汚れに行き渡ることで、優しい水圧でも一定の洗浄は期待できます。
赤ちゃんにとっては、強すぎない水圧のほうがむしろ都合がいいのかもしれません。
お子さまとの使い方についてもっと詳しく知りたい方へ
ここまで、赤ちゃんとミラブルプラスの使い方を解説してきました。
もう少し大きくなったお子さんとの使い方が気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
ミラブルプラスと赤ちゃんについての5つのQ&A
ここからは、購入前に気になるところをまとめました。
- ミラブルプラスは敏感肌の赤ちゃんでも使えますか?
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化学的な洗浄成分は使っていません。水と空気だけで汚れを落とす仕組みなので、肌への刺激は比較的少ないほうだと思います。
ただし、赤ちゃんの肌は個人差が大きいため、最初は短時間から様子を見ながら使ってください。
- ミストが冷たいと聞きますが赤ちゃんでも大丈夫ですか?
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冷たく感じやすいのは本当です。給湯温度をいつもより少し高めにして、シャワーヘッドを体に近づければ、たいてい落ち着きます。
直接当てる前に、自分の手のひらで一度確かめる。この一手間で防げるトラブルは多いです。
- トルネードスティックは必ず必要ですか?
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必須ではありません。ただ、赤ちゃんの肌への刺激を少しでも減らしたいなら、使っておいたほうがいいでしょう。
水道水の残留塩素を減らす役目があります。使う場合は、交換時期を過ぎないよう気をつけてください。
- どのシャワーでも取り付けできますか?
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ホースの接続部はG1/2という規格で、国内の住宅の多くに対応しています。
今のシャワーヘッドを外して付け替えるだけで、工具はほぼ要りません。規格が合わなくても、アダプターで対応できることが多いので、そこまで心配しなくて大丈夫です。
- お手入れやメンテナンスは難しいですか?
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特に難しいことはありません。お風呂から上がるついでに、表面の水滴をタオルでさっと拭いておくだけで、水垢はかなり防げます。
本体のお手入れには中性洗剤を使い、それ以外の洗剤は避けてください。変形や破損の原因になります。
あとはトルネードスティックを定期的に替えるくらいです。
ミラブルプラスと赤ちゃんについてまとめ
正しい使い方さえ押さえておけば、ミラブルプラスは赤ちゃんのお風呂にも取り入れやすいシャワーヘッドです。
温度、距離、水圧。調整することはいくつかありますが、慣れてしまえばどれも大した手間ではありません。
こすらず洗える点や塩素を抑えられる点は、デリケートな赤ちゃんの肌には悪くない特徴です。
なお、正規販売店以外での購入はメーカーが推奨しておらず、トルネードスティックのコピー品が出回っているという注意喚起もされています。
安全に使うためにも、購入は正規代理店からにしましょう。
赤ちゃんに使いやすいのはわかったとして、「最新のミラブルゼロとどっちが我が家に合うんだろう」と迷う方もいるでしょう。
長く使う一台を選ぶなら、こちらも読んでおいて損はありません。
