ミラブルzeroは、取扱説明書でミスト時に約60%の節水とされており、お湯の使用量が減る分、水道代や給湯の電気代・ガス代を抑えられる可能性があります。
調べたところ、ミラブルzeroの販売ページでは49,390円(税込)と案内されています。別の正規販売店のページでは、サイエンス社の試算として、4人家族で水道代が年間約11,460円安くなる例が紹介されています。
電気代・ガス代の削減額は公式な数値がないため、トルネードスティックの交換費用を含めた計算例で、元が取れるかを試算します。
光熱費の節約額や元が取れるかを詳しく知りたい人はこの記事を、毎日のシャワーのお湯を減らして固定費を抑えたい人は以下の正規販売店ページをご確認ください。
ミラブルで電気代や光熱費が安くなると言われる理由
ミラブルは、お湯の使用量が減ることで、水道代や給湯の光熱費を抑えられる可能性があります。
では、シャワーヘッドの交換がなぜ光熱費に関わるのでしょうか。
ここでは、その仕組みと注意点を整理します。
ミラブルzeroはミスト時に約60%の節水とされている
取扱説明書では、ミラブルzeroはミスト時に約60%の節水効果があるとされています。
別の正規販売店の解説ページでは、ストレート水流で約25%、ミスト水流で約60%の節水と紹介されています。実際の節水率は、水流モードや水圧によって異なります。
使用水量が減れば、給湯器で沸かすお湯の量も減る可能性があります。
お湯の使用量が減るとガス代や電気代の節約につながる可能性がある
シャワーで使うお湯の量が減れば、給湯器で温めるお湯の量も減るため、給湯にかかるエネルギー費が下がる可能性があります。
エコキュートの場合、一例として、三菱電機の取扱説明書では、過去のお湯の使用量を学習して必要な湯量をわき上げるとされています。使用量が少ないときは、タンク全量をわき上げないこともあります。また、お湯を使いすぎると、昼間にお湯が足りなくなる場合があります。機種によって仕組みが異なるため、詳しくは、お使いの機種の取扱説明書でご確認ください。
給水温度が低い冬場は、水を温めるエネルギーが増えるため、湯量の違いが光熱費に出やすい場合があります。
同ページでは、温浴効果により、低めの温度設定でも身体が温まり、ガス代や電気代の削減も期待できると紹介されています。ただし、同ページは主にミラブルプラスの説明で、ミスト水流には温まり効果は期待できないとも書かれており、削減額の数値や公式の裏付けは確認できていません。
温度設定を変えるときは、取扱説明書で安全のため45℃以下での使用がすすめられている点にご注意ください。
シャワー時間が長いと節約額は小さくなる
節約額は、シャワーで使うお湯の量に左右されます。節水型のシャワーヘッドでも、使う時間が長くなれば、お湯の使用量は増えます。
ファインバブルによって、シャワー時間が短くなるかどうかは、公式には確認できていません。
ミスト時は給湯器の反応に注意が必要
取扱説明書では、ミスト時は水の流れるスピードが緩やかになるため、給湯器の着火や反応が悪くなるケースがあるとされています。
その場合は、給湯器の設定温度を高めにする、切替ハンドルを調整して水量を増やすなどの方法が案内されています。温度が変わることがあるため、やけどに注意してください。給湯器の種類によって異なるため、取扱説明書でご確認ください。
ミラブルを4人家族で1年間使った場合の光熱費を試算
我が家で導入した場合に、光熱費がどれくらい変わるのかは一番気になるところですよね。
ここでは、サイエンス社の試算を紹介する同ページと、節水率を仮定した計算例で、4人家族の1年間の目安を紹介します。
なお、実際の節約額はシャワーの使用時間や水圧環境、給湯器の種類や地域の料金単価によって大きく異なります。あらかじめ目安として参考にしてください。
4人家族が1日に使うシャワーの平均使用量とは?
一般的に、シャワーを1分間出しっぱなしにすると約10〜12リットルのお湯を使うとされています。
4人家族の全員がそれぞれ1日10分ずつシャワーを使うと、1日で約400リットル以上のお湯を使う計算です。
毎日使う量が多いため、シャワーの使い方は、給湯にかかるコストに関わりやすくなります。
サイエンス社の試算では、4人家族で水道代は年間約11,460円安くなる
同ページでは、株式会社サイエンスによる、東京23区・多摩ニュータウンを想定したシャワー節水の料金シミュレーションが紹介されています。
条件は、4人家族、1人あたりのシャワー使用時間7.5分、1か月30日、給水管の呼び径13mmで、ストレート水流とミスト水流を2:1の割合で使う場合です。この場合の節水率は約30%とされています。
1か月の使用水量は26.3㎥から23.1㎥になり、水道料金と下水道料金の合計は6,245円から5,290円になります。差額は1か月955円で、1年では11,460円です。
ただし、水圧によって節水率は変わる場合があります。料金は、地域によっても異なります。この試算は、ミラブルシリーズの説明ページに記載されたもので、ミラブルzeroでの数値は確認できていません。
給湯の電気代・ガス代を含めた計算例
給湯の電気代・ガス代については、公式な試算が確認できませんでした。そこで、給湯にかかる費用が月6,000円で、湯量が節水率に比例して減ると仮定した、単純な計算例を紹介します。
水道代は、サイエンス社の試算(節水率30%で年間11,460円)を、節水率に比例して換算しています。
| 節水率(仮定) | 水道代の節約(年間) | 給湯の電気代・ガス代の節約(年間) | 合計の節約額(年間) |
|---|---|---|---|
| 20% | 約7,640円 | 14,400円 | 約22,040円 |
| 30% | 11,460円 | 21,600円 | 約33,060円 |
| 40% | 約15,280円 | 28,800円 | 約44,080円 |
年間の節約額の目安 = 給湯の年間費用 × 節水率 + シャワーの水道代の節約額
この表は、上の仮定にもとづく計算例で、節約額を保証するものではありません。取扱説明書の約60%は、ミスト時の数値です。上の式に、ご家庭の給湯費用(年額)と節水率を当てはめると、自分の数字で試算できます。
実際の金額は、水道・ガス・電気の料金プランやシャワー時間によって変わります。ご家庭の明細で、シャワー分の費用を確認してから、計算してみてください。
ミラブルは本体価格を含めても元が取れるのか試算
本体価格49,390円(税込)と、スティック代を含めて、元が取れるかを計算します。
トルネードスティックの交換は、取扱説明書では1〜3ヶ月が目安で、年間では4〜12本です。同ページでは、1本3,190円(税込)と案内されており、年間の費用は約12,760円〜38,280円です。
たとえば、上の計算例(節水率30%・年間約33,060円)で、スティックを3ヶ月ごとに交換する(年4本・約12,760円)場合、差し引きは約20,300円です。本体を回収するまでに、約2.4年かかる計算です。
一方、サイエンス社の試算の水道代のみ(年間11,460円)の場合は、スティック代が上回るため、回収できない計算になります。
節水率やシャワー時間、スティックの交換頻度によって、回収できるかは大きく変わります。
ミラブルの電気代以外にかかるランニングコストとは?
コストの軽減効果ばかりが注目されがちですが、導入や維持にかかる現実的なコストも忘れてはいけません。
購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、必要な費用をあらかじめ把握しておきましょう。
ミラブル本体の購入費用はいくらかかる?
ミラブルを始めるにあたって、一番最初にかかるのがシャワーヘッド本体の購入費用です。
ミラブルzeroの販売ページでは、価格は49,390円(税込)です。モデルや販売店によって異なるため、購入前に販売ページでご確認ください。
シャワーヘッドとしては決して安い金額ではありませんので、現在の光熱費のバランスとしっかり相談して決めることが大切です。
一括払いが厳しい場合は、クレジットカードの分割払いなど、無理のない範囲で検討してみてください。
ミラブルのトルネードスティック交換費用を解説
ミラブルzeroには、トルネードスティックが付属しています。取扱説明書では、交換時期は1〜3ヶ月で、地域・水質・環境・家族構成によって変わるとされています。
前述の販売店ページでは、1本3,190円(税込)と案内されています。年間では、4〜12本で、約12,760円〜38,280円です。
トルネードスティックの交換目安や、日々の基本的な使い方は、以下の記事でまとめて解説しています。
あわせて読みたい:ミラブルzeroの使い方をまとめた記事
抑えられた光熱費の中から、スティック代を無理なく出せるかを、事前に計算しておくと安心です。
ミラブルは長期的に見るとコスパが良いのか?
コスパは、節水率・シャワー時間・スティックの交換頻度で変わります。上の計算例のように、節約額がスティック代を上回る場合もあれば、下回る場合もあります。
ミラブルで光熱費を節約しやすい家庭・節約しにくい家庭
ミラブルの機能は同じでも、使う人のライフスタイルによって光熱費への影響は大きく変わってきます。
ご自身の家庭がどちらのタイプに当てはまるのか、購入前の最終チェックとして確認してみてください。
4人以上の家族はミラブルで節約額が大きくなりやすい
ご家族の人数が4人以上のご家庭は、シャワーで使うお湯の量が多く、節約額が大きくなりやすいと考えられます。
一人ひとりが使うお湯が少しずつ減るだけでも、人数分が掛け算になるためです。
人数が多いほど、本体費用の回収スピードも早くなる可能性があります。
シャワーの使用量が多い家庭は節約額が大きくなりやすい
お風呂を湯船ではなく、シャワーだけで済ませることが多いご家庭も、ミラブルの節水が活きやすいタイプです。
シャワーの使用量が多いほど、節水による節約額が大きくなる可能性があります。朝晩の2回シャワーを浴びる習慣がある方がいる場合なども、年間の使用量に差が出てきます。
ただし、ミストが心地よくてシャワー時間が長くなると、節約額は小さくなります。
一人暮らしではミラブルの節約効果を感じにくい場合がある
一方で、一人暮らしの方や出張などで家を空けることが多く、元々の使用水量が少ない場合は注意が必要です。
一人分の光熱費が月に数百円下がったとしても、スティックの交換費用で相殺されてしまう可能性があります。
光熱費を下げる目的だけで購入すると、本体代の元を取るまでに長い期間がかかります。使い心地などの節約以外の点も含めて、検討してください。
光熱費を重視する家庭にミラブルがおすすめな理由
昨今の電気代の高騰により、少しでも家計の固定費を見直したいと考えるご家庭は増えています。
お湯の使用量を減らす方法のひとつとして、シャワーヘッドの交換があります。効果は個人差があるため、計算例を参考に、ご家庭で確認してください。
ミラブルの電気代についての6つのQ&A
ここまで解説しきれなかった、ミラブルの電気代に関するよくある疑問をまとめました。
購入に踏み切る前の不安を少しでも解消するために、気になる項目をチェックしておきましょう。
- ミラブル自体に電気代はかかりますか?
-
取扱説明書には、電源や電池に関する記載はなく、電気で動く製品ではありません。
電気代への影響は、あくまで「お湯の使用量が減ることで、給湯器の消費電力が減る可能性がある」という仕組みです。
- ミラブルを使うと電気代はどのくらい安くなりますか?
-
ご家庭の給湯器の種類や、シャワーの使用時間によって、大きく異なります。
この記事の計算例では、節水率を20〜40%と仮定した場合、水道代と給湯の電気代・ガス代を合わせた年間の節約額は、約22,040円〜44,080円です。給湯の費用を月6,000円と仮定した、単純な計算例です。
公式な数値は確認できていません。ご家庭の明細で、シャワー分の費用を確認してから、計算してみてください。
- ガス代や水道代の節約にもつながりますか?
-
お湯の使用量が減れば、可能性があります。ガス給湯器でも、沸かすガスの量が減る可能性があります。
サイエンス社の試算を紹介するページでは、4人家族で水道代が年間約11,460円安くなる例があります。ガス代・電気代の削減額は、確認できませんでした。
- ミラブルは何年くらいで元が取れますか?
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ご家庭の使用状況によって異なります。この記事の計算例(節水率30%)では、スティックを3ヶ月ごとに交換する場合、約2.4年で本体49,390円を回収できる計算です。
水道代のみの試算では、スティック代が上回るため、回収できない計算になります。節水率が低い場合や、スティックを頻繁に交換する場合も、回収できないことがあります。
- ミラブルは一人暮らしでも節約効果がありますか?
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使うお湯の量が少ないため、家族で使う場合に比べて、節約額は小さくなる可能性があります。
スティックの交換費用もかかるため、節約だけを目的にすると、回収に時間がかかる場合があります。節約以外にも、使い心地など、目的を整理して検討してください。
- ミラブルのカートリッジ交換は必要ですか?
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ミラブルzeroには、トルネードスティックが付属しています。取扱説明書では、交換時期は1〜3ヶ月とされ、交換期限を過ぎたスティックは必ず交換または取り外すよう案内されています。
水の出が悪くなったと感じたときも、交換のサインです。維持費がかかるため、年間の費用を、あらかじめ確認しておきましょう。
ミラブルの電気代についてまとめ
ミラブルzeroは、ミスト時に約60%の節水とされており、お湯の使用量が減れば、水道代や給湯の電気代・ガス代を抑えられる可能性があります。サイエンス社の試算を紹介するページでは、4人家族で水道代が年間約11,460円安くなる例があります。
ただし、電気代・ガス代の削減額は公式には確認できず、本体価格やスティックの交換費用もかかります。計算例を参考に、ご家庭の条件で試算してから判断してください。詳細は、以下の正規販売店ページで確認できます。
ミラブルプラスとミラブルzeroで迷う方は、7つの視点で比較した記事もあわせて参考にしてみてください。
